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どうやってジーンズのシワを出しているのか興味がありませんか?

今回は ジーンズの顔となるヒゲやダメージなどのファッション性を高める中古感を出す加工について説明させていただきたいと思います。

ヒゲ加工

ヒゲとは ジーンズの太ももの付け根あたりの動くとシワになる部分やひざうらなどに当たり感を出した加工のことです。

あらかじめシワを型どった洗濯板(?)のようなもの(ひげ台)に パンツを穿かせて表面をヤスリでこすります。そうすることでジーンズにひげ台の凹凸部分のあたりを出すことが出来ます。

こすった跡が動物のヒゲに似ていることからこうよばれるようになったという話もあります。

シェービング

シェービングとは 膝 お尻 太ももなどの表面の色落ちを表す加工のことです。

サンドペーパーやシェービングの機械で生地が白くなるまでこすります。また塩素系の脱色剤を布に染み込ませてこすり インディゴ染料を落とすこともあります。

サンドブラスト

太ももやお尻などに高圧噴射された砂でインディゴを削り 使い古し感を出す加工です

珪砂という目の細かい砂が主に使われています。

シェービングよりもハードで自然な仕上がり感があります。

砂の噴射される速度により 風合いに変化が出ます。

砂が強風にあおられて 石を削り取る様子からこの方法が使われるようになったという話もあります。

ダメージ

穴を開けたり 破いたり 擦り切れたような傷をつけたりする加工のことです。

グラインダーと言われる道具を使い 裾や膝などに傷をいれます。その後 洗うことによって長年 履き続けたかのような自然な着古し感を出すことが出来るのです。

ピン打ち

ジーンズにピンを打ち 洗うことでよりリアルなシワを出す加工のことです。

シワを入れたい部分をピンでつまんで打ち そのまま洗い加工をします。

そうすることで 凸部分の表面にあたりができ 立体的なシワとなります。

腰回りやポケット口、裾などに加工することが多いです。

まとめ

今回の加工は 洗い加工がワッシャーで一定量まとめて加工できることに対して

すべて一本一本手作業で行われています。

そのため 一本一本が すべて微妙に味のある違った仕上がりになります。

この作業ですが 男性の職人さんがされているイメージがあるかもしれませんね。

でも 実は女性の方も多く活躍されています。

 

まず 最初に生地を柔らかくするために洗い加工が始まり その後 ファッション性が重視され ヒゲやシェービングなどのよりリアルな加工がされるようになりました。

新しいものに手を加えることで中古感を出すことが付加価値をになる。これこそがジーンズの魅力ではないかと思うのです。

ふつうの服なら破れたり汚くなると 捨ててしまいますが ジーンズは 違います。

破れや汚れが ファッションになるのです。

多くの人が関わって出来たジーンズをさらに はきこなすことで世界中で一本だけのジーンズを作り出すことができるのです。

国産のジーンズは 糸にもこだわり、縫製が丁寧にされているので丈夫で長くつきあっていくことができます。

同じように見えるジーンズですが よーく見ると一本一本が違います。

あなただけのお気に入りの一本を探してみてはいかがでしょうか?

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。